先制されても…県岐阜商、投打“ガッチリ”

[ 2009年8月22日 13:40 ]

 【県岐阜商6―3帝京】投打のかみ合った県岐阜商が、45年ぶりの準決勝進出を決めた。

 1回に1点を先制されたが、その裏、失策絡みで追い付き、なお2死二塁から山田が左前へ運んで勝ち越した。3回には1死満塁から横山の二塁打やスクイズなどで4点を加えてリードを広げた。
 先発の山田は粘りの投球だった。強打の帝京打線に12安打を浴び、得点圏に再三の走者を背負ったが要所を締め、3点に抑えた。
 藤田監督は「勝てたのは選手が思い切ってプレーした証拠でしょう。勝ってまた試合ができるのはうれしいし、ありがたいことです」と、かみしめるように話した。
 その藤田監督が「ピンチでもエースを信じて見ていました」と言う山田は「低めを意識して投げた。高めに浮いた球を打たれたのが課題です」と、打線好調の日本文理との準決勝を見据えていた。

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2009年8月22日のニュース