【柔道】嘉重春樺「練習してきた形が出せた」有言実行の立ち技に手応え GSトビリシ優勝から帰国

[ 2026年3月23日 14:09 ]

柔道グランドスラム・トビリシ大会から帰国した女子63キロ級優勝の嘉重春樺(右)と女子70キロ級3位の田中志歩(撮影・前川 晋作)
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 柔道グランドスラム(GS)トビリシ大会の女子63キロ級で優勝した嘉重春樺(26=ブイテクノロジー)と女子70キロ級3位の田中志歩(28=JR東日本)が23日、成田空港に帰国した。

 昨年の世界選手権覇者で今年の世界選手権(10月、バクー)代表内定済みの嘉重は、4試合を勝ち抜いて圧倒的な強さで優勝。得意の寝技だけではなく、準々決勝では大外刈りで一本勝ちを収めるなど強化してきた立ち技も披露した。大会前には「立ち技がどこまで通用するか確認したい。大外刈りを決めたい」と話しており、見事に有言実行。「練習してきた形が出せた。キレはまだまだだなと思っているけどタイミングは少しずつつかめてきた」と新境地の開拓に手応えを得た。そして「まだ技に自信がなくて全部は出し切れていない。もう少し自信をつけられるように練習していきたい」とさらなる進化を誓った。

 寝技の強さも相変わらず健在。初戦では開始わずか10秒で得意の帯通しの形に持ち込んだ。「持った瞬間に立ち技でも勝負できると思ったけど、寝技のチャンスがあれば取りきろうと思っていた」。それでも自身の中では課題も感じており「寝技が少しずつ対応されてきているので工夫が必要。立ち技の精度を上げれば寝技ももっと効くと思う。そこの連携のところですね」と7カ月後の世界選手権へ向けた強化のポイントを挙げた。これで、国際大会では2024年12月のGS東京大会から無敗の7大会連続優勝。2028年ロサンゼルス五輪への代表選考が本格化する今後へ向け「まずは世界選手権で2連覇して、その先に五輪があると思う」と2年後を見据えた。

 嘉重と同じく昨年の世界選手権覇者で今年の世界選手権(10月、バクー)代表内定済みの田中志歩は、準々決勝で敗れ敗者復活戦を勝ち上がって3位。「今回は得意な形があまり出せなかった。研究されているのかなと思った」と振り返った。その中でも「メダルを獲れたのはよかった。日本人にはない組み手の人ともできていろいろなことを学べた」と収穫を口にした。

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