安青錦 綱獲り一転…まさか初の負け越しでカド番「今までにない経験をした」

[ 2026年3月23日 05:00 ]

大相撲春場所千秋楽 ( 2026年3月22日    エディオンアリーナ大阪 )

<大相撲春場所千秋楽>豊昇龍(右)に掛け投げで敗れた安青錦(撮影・亀井 直樹)
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 大関・安青錦は横綱・豊昇龍の掛け投げに敗れ、7勝8敗で初の負け越しを喫した。綱獲りに挑んだ今場所から、夏場所(5月10日初日、東京・両国国技館)は一転、初のカド番となる。14日目に14場所ぶり3度目の優勝が決まった関脇・霧島は大関・琴桜に押し出されて12勝3敗。それでも番付編成を担う審判部が昇進を諮る臨時理事会の招集を八角理事長(元横綱・北勝海)に要請し、受諾。大関復帰は確実になった。

 安青錦は横綱の掛け投げに背中から落ちた。序ノ口デビューから継続した14場所勝ち越しがついに途切れた。スピード昇進を重ねてきた21歳は「今までにない経験をした。悔しさを知りました」と冷静に心境を口にした。

 豊昇龍に初めて敗れた。昨年九州場所での優勝決定戦を含め、過去5戦5勝。これまで同様、低く踏み込んだが、左腕を小手に振られ、2度目の投げにこらえ切れなかった。

 「攻め続けられなかったのがよくなかった。プレッシャーというより、自分らしさを出し切れなかった」。綱獲りから一転、来場所はカド番へ。昨年初場所での大関・琴桜以来の試練に臨む。初場所前の横綱審議委員会による稽古総見では3勝7敗。スタミナ不足も指摘されていたが、八角理事長(元横綱・北勝海)は「やるべきことは分かっていたが、それができなかった。来場所は稽古を増やしてほしい」と改めて精進を促した。

 今場所は故障を抱えてるかのような取組が多く、初めて壁にぶち当たった。23日は22歳の誕生日。勝ち越しを決めて新たな一年をスタートさせたかったが、「さらに強くなって、そういう経験がないようにしたい。来場所、頑張ります」と必死に前を向いた。

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