【Sスケート】高木美帆の恩師が語る「悩み抜いた4年間」残り2種目「その経験は必ず生きる」

[ 2026年2月17日 05:01 ]

ミラノ・コルティナ五輪 スピードスケート

<女子500メートル>銅メダルを獲得した高木美帆の滑り(AP)
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 女子500メートルで、22年北京五輪銀メダルの高木美帆(31=TOKIOインカラミ)が今季自己ベストを大幅更新する37秒27をマークし、2大会連続表彰台となる銅メダルを獲得した。夏冬を通じ、自身が持つ日本女子最多メダル数を「9」に更新し、団体追い抜き、本命の1500メートルへ弾みをつけた。

 日体大時代の恩師・青柳徹氏(57)は「どういう結果で終わっても美帆は圧倒的な勝者」と語る。五輪4大会出場の元名手は「口うるさいけど、めっちゃ応援しているおっちゃん」というスタンスで見守ってきた。

 北京五輪後、高木は日本連盟のナショナルチームを離れて「チーム・ゴールド」を結成。競技への「没頭力」が抜きんでていた教え子が、チーム運営に思考を向けることについて「一アスリートとしては要らない」と見解を述べる。「競技者として必要のない経験かもしれないが、人間力の深みは増した。それがプラスに作用すれば」と願っていた。

 19年に1500メートル世界記録を出し、北京五輪の時点で滑走技術は「一級品」。既に完成された領域だけに「マイナーチェンジがいかに有効に働くか、悩み抜いた4年間だった」と寄り添う。昨夏は北海道・帯広での合宿中に話し込み「ちょっと弱気になってるところが見えた」と明かす。

 今大会にピーキングの合った高木はメダル2つを手にし、いよいよ最終局面へ向かう。「彼女が取り組んだ4年は既に無駄ではない。その経験は必ず生きる」。さらなる高みを期待している。

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