【ノルディック複合】ラスト五輪の渡部暁斗“個人最終戦”は19位 「最後の姿を…」手を振ってゴール

[ 2026年2月17日 22:15 ]

ミラノ・コルティナ冬季五輪第12日 ノルディック複合   個人ラージヒル前半飛躍ヒルサイズ=HS141メートル、後半距離10キロ ( 2026年2月17日    プレダッツォ・ジャンプ競技場、テーゼロ距離競技場 )

<男子個人ラージヒル>レースを終えた渡部暁斗(中央)はルゼック(左)ピッティンと観客にあいさつ(AP)
Photo By AP

 今季限りでの現役引退を表明している五輪3大会連続メダリストの渡部暁斗(37=北野建設)は19位で、最後の個人戦を終えた。ノルディック複合は19日に最終種目の団体スプリントが予定されている。

 渡部は前半飛躍が125.5メートルにとどまり、トップと1分50秒差の19位と出遅れた。「最後、良いジャンプしたかったんですけどね。良いジャンプにつながればとトライしたんですけど、うまくいかないところもあって、メダル争いが厳しいタイム差になってしまったので悔しいですね」と振り返った。

 後半距離では途中で集団を引っ張りながらも順位を上げられず、ゴール前の直線ではスピードを落としてスタンドに向かってお辞儀をし、手を振りながらフィニッシュした。「もうメダルはなかったですし、取りあえず最後まで精いっぱい走って、最後は応援に来てくれた日本の皆さんもいましたし、最後の姿というのを見ていただけて、感謝の気持ちを伝える意味でも手を振ってゴールしました」と説明した。

 レース自体は「正直、悔しかった。意外とあっさり終わっちゃうんだなっていう気持ちがありました。もう少し良いジャンプがしたかったし、今日みたいな位置で走ると少しモチベーションも上がらなくてペースも上がらない部分はありました」という。それでも「精いっぱい最後まで走りましたし、自分の競技人生そのものを見届けていただいて、本当にうれしく思います」と話した。団体スプリントへ向けた思いを問われると「自分がメンバーになるか分かりませんけど、出るならベスト、最後の最後全部出し切って終わりたいと思います。もしメンバーに選ばれなかったとしても、全力でサポートしたいです」と答えた。

 渡部は06年トリノ大会から五輪に6大会連続で出場。14年ソチ大会と18年平昌大会で個人ノーマルヒル銀メダル、22年北京大会では個人ラージヒルで同メダルを獲得した。今大会最初の種目、個人ノーマルヒルでは11位だった。

 前半飛躍をトップ通過した山本涼太(28=長野日野自動車)は15位、谷地宙(25=JAL)は21位だった。イエンスルロース・オフテブロ(25=ノルウェー)が個人ノーマルヒルに続いて優勝し、2冠に輝いた。

続きを表示
続きを表示 広告なしで読む

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2026年2月17日のニュース