元幕内・大奄美が引退「そういう時が来るんだな…」同部屋で日大相撲部同期の翔猿が寂しさを吐露

[ 2026年1月17日 07:13 ]

大相撲初場所6日目 ( 2026年1月16日    東京・両国国技館 )

大奄美
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日本相撲協会は16日、元幕内の大奄美(33=追手風部屋)が現役を引退したと発表した。今場所は西幕下17枚目で初日から休場していた。

 鹿児島・奄美大島出身の大奄美は小学生時代から全国大会で活躍し、鹿児島商高―日大を経て社会人1年目の2015年に日大職員として出場した全日本実業団選手権で優勝。幕下15枚目格付け出し資格を獲得し、追手風部屋に入門して2016年初場所で初土俵を踏んだ。2017年初場所の新十両昇進から8年以上関取の地位を守り、昨年春場所で幕下転落。1場所で関取復帰を果たすも、昨年秋場所から再び幕下に転落していた。くしくも、鹿児島商高時代の恩師で元アマチュア横綱の禧久昭広さんが57歳の若さで亡くなった翌日の引退発表となった。

 大奄美と同部屋の東前頭13枚目・翔猿(33=追手風部屋)は日大相撲部の同期で、2011年の東日本学生新人選手権決勝を戦った間柄でもある。苦楽をともにした同級生の引退に「そういう時が来るんだなと思う」と寂しさをにじませ「(自分は)目いっぱい頑張ります」と誓いを新たにした。

 同じく同部屋の西前頭4枚目・大栄翔(32=追手風部屋)は、年齢は1つ下だが初土俵は大奄美よりも4年早い兄弟子にあたる。付け人についてもらったこともあり「ずっと一緒に稽古してきたので、お疲れ様でしたという感じ。本当に良い人だった。引退しても付き合いは続けていきたい」と労いの言葉を贈った。

 ◇大奄美 元規(だいあまみ・げんき)本名=坂元元規。1992年(平4)12月15日生まれ、鹿児島県龍郷町出身の33歳。地元の名瀬相撲クラブで小2から相撲を始め、小6でわんぱく相撲全国大会準優勝。奄美市立赤木名中3年時に全中準優勝。鹿児島商高3年時に全国高校金沢大会優勝。日大1年時に東日本学生新人選手権優勝。2年時に全日本大学選抜宇和島大会優勝。社会人1年目の2015年に全日本実業団選手権優勝。追手風部屋に入門し、翌2016年初場所で幕下15枚目格付け出しデビュー。翌2017年初場所で新十両昇進。本名の「坂元」から「大奄美」に改名した。同年名古屋場所で十両優勝。同年九州場所で新入幕。その後は幕内と十両の往復が続いた。関取在位50場所で幕内在位12場所。最高位は東前頭11枚目(2018年夏場所)。幕内成績73勝103敗4休。通算成績392勝418敗7休。身長1メートル85、体重184キロ。得意は右四つ、寄り。

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