今季で引退の坂本花織 ラストGPFで悔し涙「自分に負けてしまった」 女王にも重圧…まさかSP5位発進

[ 2025年12月5日 21:35 ]

フィギュアスケートGPファイナル第2日 ( 2025年12月5日    名古屋市・IGアリーナ )

<GPファイナル第2日>女子SP、演技をする坂本花織(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル第2日が名古屋市で行われ、女子のショートプログラム(SP)に2年ぶりの優勝が懸かる坂本花織(シスメックス)が登場した。

 5番滑走でリンクに登場。冒頭の3回転ルッツは回転不足となったが、以降のダブルアクセル、後半のフリップ―トーループの連続3回転もしっかり降りた。それでもリンクの上では不満の表情を浮かべ、リンクを出ると悔し涙を我慢できず、熱いものがほおを伝った。69.40点でSPは5位発進となった。

 坂本は22~24年世界選手権3連覇の元女王。実力は折り紙付きだが、五輪の代表選考にもかかわる重要な戦いだけに、重圧もあったかもしれない。冒頭に予定した3回転ルッツを跳びきれず2回転となり、規定によって0点という痛恨ミスだった。

 坂本は「プレッシャーというより、自分に負けてしまった。自分でも分からない。映像を見返して振り返れたら。(フリーへ)失うものは何もない。フリーで自分の演技ができるように頑張ります」と巻き返しを誓った。

 各種目シリーズ上位6人が集う頂上決戦に女子は日本勢4人が出場。来年2月のミラノ・コルティナ五輪の代表争いは大混戦で、今大会の結果が五輪切符への行方を大きく左右する。坂本は今季限りでの現役引退を表明しており、GPファイナルは自身ラスト。「(五輪の)代表選考で、ここで一歩前に出ておきたい気持ちもある」と意欲を口にしていた。

 トップ6人が集う大舞台は2カ月後に迫る五輪の前哨戦。日本勢で上位2枠に入れば、し烈を極める代表選考で大きな前進となる。

 ▽フィギュア五輪への道 各3枠の男女は全日本選手権(19~21日、東京)優勝者が自動的に代表入り。2、3人目は全日本の2、3位、GPファイナルの日本勢上位2人、全日本終了時のシーズン最高得点上位3人などから総合的に選ぶ。2枠のペアは全日本1、2位と、全日本終了時のシーズン最高得点などを基に選考。日本の団体出場が決まった場合、アイスダンスはペアと同じ基準を適用する。

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