“りくりゅう”「ごめん」リンクで木原謝罪も堂々の五輪前哨戦V!三浦は感涙 場内大歓声で「うれしい」

[ 2025年12月5日 20:40 ]

フィギュアスケートGPファイナル第2日 ( 2025年12月5日    名古屋市・IGアリーナ )

<GPファイナル第2日>ペア・フリー、演技を終え抱き合う三浦璃来・木原龍一組(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル第2日が名古屋市内で行われ、ペアのフリーに昨季世界選手権優勝の「りくりゅう」こと三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)が登場。22年以来3年ぶりの王座奪還を目指す舞台で、華麗なスケーティングを披露して会場を沸かせ、堂々の優勝を飾った。

 映画「グラディエーター」の曲に乗り、公式練習から順調だったツイストリフトを決めたが、3連続ジャンプで木原が体勢を崩すミス。それでもスロージャンプを降りるなど、息の合ったジャンプで最後まで粘りを見せた。

 ただ、木原は演技が終了すると「ごめん」と手を合わせてリンク上で謝罪。三浦が首を横に振って、気にするな、という仕草を見せるたが、木原は納得のいかない表情だった。それでも合計点225.21点が発表されると、キスクラで三浦は涙を浮かべて感激。木原もホッとした表情を浮かべた。フリーの147.89点は自己ベストという最高の結果。さらに合計点225.21点も今季世界最高点となった。

 ショートプログラム(SP)は77.32点で首位。2位のイタリアのペアとはわずか0.10点差で、緊張感のある展開だったが、堂々と首位を守って、GPファイナルで3年ぶりの優勝を決めた。

 三浦は場内での優勝インタビューで「日本の地のグランプリファイナルで優勝することができて、本当に心からうれしく思っています」と感謝し、木原は「狙いすぎず、自分たちらしいスケーティングをしようと話していましたし、テーマとしてスピード、リズム、パフォーマンスをしっかりやるように、とコーチから言われていたので。そこを意識して試合に臨みました」と喜んだ。

 イタリアのペアは合計223.28点で2位。3連覇を狙ったドイツのペアは合計221.25点で3位となった。

 愛知県はペア結成となった思い出の地でもあり、木原にとっては地元。SP演技後に三浦は「自分たちが結成した名古屋でファイナルを滑ることができて幸せだった」と充実感を浮かべ、木原も「素晴らしい思い出になった」とかみしめていた。

 来年2月のミラノ・コルティナ五輪の前哨戦とも位置付けられる舞台。金メダルを目指す五輪の最高の予行演習となり、悲願も見えてきた。

 ▽フィギュア五輪への道 各3枠の男女は全日本選手権(19~21日、東京)優勝者が自動的に代表入り。2、3人目は全日本の2、3位、GPファイナルの日本勢上位2人、全日本終了時のシーズン最高得点上位3人などから総合的に選ぶ。2枠のペアは全日本1、2位と、全日本終了時のシーズン最高得点などを基に選考。日本の団体出場が決まった場合、アイスダンスはペアと同じ基準を適用する。

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2025年12月5日のニュース