【フィギュア】中井亜美 3Aで頂へ 真央、紀平以来3人目シニア初年度女王狙う 4日開幕GPファイナル

[ 2025年12月4日 05:22 ]

練習する中井亜美(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルが4日、名古屋市のIGアリーナで開幕する。各種目シリーズ上位6人が集う頂上決戦に女子は日本勢4人が出場。来年2月のミラノ・コルティナ五輪の代表争いは大混戦で、今大会の結果が五輪切符への行方を大きく左右する。3日の公式練習では、17歳の中井亜美(TOKIOインカラミ)は大技トリプルアクセル(3回転半)を着氷。日本女子3人目となるシニア1年目でのファイナル制覇を目指す。

 五輪シーズンに現れた新星・中井が、世界一まで駆け上がろうとしている。公式練習ではSPの曲を流して大技トリプルアクセルをこらえて着氷。練習終盤にも大技を降りた。順調な調整を印象づけ「周りの選手と練習して楽しみな感じ」と笑顔で語った。

 10月のフランス大会で坂本らを破ってGPデビューで初優勝。一躍、五輪メダル候補として注目を集める逸材になった。トップ6人が集う大舞台は2カ月後に迫る五輪の前哨戦。日本勢で上位2枠に入れば、し烈を極める代表選考で一歩前進となる。「順位も気にしてないわけではないけど、まずはトリプルアクセル着氷や自分が求めている演技をしたい」と強調。中庭健介コーチ(44)からも「失うものはない」とハッパをかけられた。

 シニア初年度でファイナルを制すれば05年の浅田真央、18年の紀平梨花に次ぐ日本勢3人目の快挙となる。「この緊張感を乗り越えたい」。17歳が、いよいよ夢に挑戦する。

 ≪“姉”渡辺も自信≫渡辺は3年ぶりにファイナルへ戻ってきた。練習ではトリプルアクセルを複数回、着氷し準備万全。「あとは本番やるだけと言えるところまで練習を積んできた」と自信を口にした。

 同門の後輩・中井と一緒に挑む舞台で「良い相棒を持ったなと。相棒が頑張っているなら姉として頑張らないと」とジョーク交じりに喜びを語った。五輪代表選考では当落線上。「自分のやるべきことをやった先に結果や順位はついてくる」と冷静に語った。

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