佐藤駿 逆転Vならずもフリー自己ベスト「気持ちよくジャンプを飛べた」 GPファイナル出場も決定

[ 2025年11月8日 19:05 ]

フィギュアスケート・GPシリーズ第4戦NHK杯最終日 ( 2025年11月8日    大阪・東和薬品ラクタブドーム )

<フィギュアNHK杯最終日>男子フリー、演技を終えガッツポーズの佐藤(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケートGPシリーズ第4戦のNHK杯が8日、大阪・東和薬品ラクタブドームで行われ、男子フリーではGP第2戦・中国杯を制した佐藤駿(21=エームサービス・明大)が見事な演技を披露。ショートプログラム(SP)1位の鍵山優真(22=オリエンタルバイオ・中京大)を逆転はできなかったが、堂々の2位に輝いた。また、これにより12月のファイナル(名古屋)進出も決まった。

 SPは鍵山の98.58点に次ぎ、96.67点で2位発進。1.91点差を縮める戦いだった。11番滑走の佐藤は、冒頭の4回転ルッツを見事に着氷。その後の4回転ジャンプなどもうまくまとめ、フリーで189.04点は自己ベスト。合計点は285.71点で今季ベストだった。

 演技後にはこぶしを突き上げるほど気迫を込めた。右足の負傷もあったが、ジャンプは全て成功。演技後のインタビューで「気持ちよく、全部のジャンプを飛べた」と話し、表現面での高評価にも「中国大会よりもジャンプがきれいにはまった。ここまで点数が出ると思ってなかったし、シーズンベストを更新したのはうれしかった」と笑みも見せた。

 ファイナル進出も決定。ミラノ五輪への道筋も見えてきた。「ファイナルまで時間が空くので、スピン、ステップの取りこぼしをしっかり詰めたい。五輪は出ることが目標ではない。メダルを獲ることが最大の目標なので、ここから頑張りたい」と目を輝かせた。

 佐藤は中国杯では大技4回転ルッツなどを決めて今季自己ベストの合計278・12点をマークするなど成長を見せた。五輪シーズンの今季は右足首を負傷して出遅れたものの、中国杯前に体外衝撃波治療を行い、回復に成功。同年代の鍵山と久々にGPシリーズで顔を合わせた。「貴重な大会。一緒に頑張りたい」と語りつつも「優勝目指して頑張ります」と意気込んでいた。

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