鍵山優真 日本勢初の3連覇!「まだまだ伸びしろがある」佐藤駿とV争い制し氷上に倒れ込む 垣内は12位

[ 2025年11月8日 18:15 ]

フィギュアスケート・GPシリーズ第4戦NHK杯最終日 ( 2025年11月8日    大阪・東和薬品ラクタブドーム )

<フィギュアNHK杯最終日>男子フリー、演技を終え大の字になる鍵山優真(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケートGPシリーズ第4戦のNHK杯が8日、大阪・東和薬品ラクタブドームで行われ、男子フリーでは22年北京五輪銀メダルの鍵山優真(22=オリエンタルバイオ・中京大)と、GP第2戦・中国杯を制した佐藤駿(21=エームサービス・明大)が、最後まで激しい優勝争いを演じた。

 ショートプログラム(SP)は鍵山の98.58点に次ぎ、2位の佐藤が96.67点。1.91点差のスタートだった。

 11番滑走の佐藤は、冒頭の4回転ルッツを見事に着氷。その後の4回転ジャンプなどもうまくまとめ、フリーで189.04点は自己ベスト。合計点は285.71点で今季ベストだった。演技後にはこぶしを突き上げるほど気迫を込めていた。また、3位以内が確定したため、12月のファイナル(名古屋)進出も決まった。

 一方、最終滑走の鍵山は冒頭の4回転サルコーに成功したが、続く4回転トーループで転倒。それでも、その後は立て直し、後半はジャンプもまとめて、フリーは188.66点、合計287.24点をマーク。佐藤とのし烈な優勝争いを制し、日本男子初の大会3連覇となった。演技後には氷上に倒れ込むほど、気力を振り絞って集中していた。

 前日7日のSPではスピンで失敗。「あり得ないところでミスが続いた。明日に向けて反省したい。やっちまったな、と思った」と納得のいかない表情だったが、フリーでも底力を発揮し、ライバルたちに優勝は渡さなかった。

 初出場の垣内珀琉(19=ひょうご西宮FSC)は、フリーではジャンプをうまくまとめ、124.81点をマーク。SPとの合計で186.40点となった。10月3~5日に行われた近畿選手権の直前に右足首を負傷し、痛みと闘いながらの演技だった。

 ▼3連覇の鍵山「緊張したが、最後だから思い切り楽しもう、と。後半でリカバリーでもできた。完成形には程遠いが、今出せる全力は出せた。まだまだ伸びしろがある。(同い年の)駿にも負けてられない。もっと良いものをお見せできるようにしたい」

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