【玉ノ井親方 視点】初日の難しさを痛感させられた取組 琴勝峰と若隆景

[ 2025年9月14日 19:37 ]

<秋場所初日>琴勝峰(右)を寄り切りで破る若元春(撮影・郡司 修)
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 初日の難しさを痛感させられた2人の取組だった。

 先場所の優勝で注目された琴勝峰は立ち合いが腰高だった。右差しを狙いにいったが、差し負けて逆に若元春に相手十分の左四つを許す。そのまま押し込まれ、あっさり土俵を割った。上背があって元々腰高になりやすい体形。本来なら突き放してから差しにいった方が相撲が安定する。初日の硬さもあって、安易に組みにいったのが失敗だった。

 もう一人、大関獲りを狙う若隆景も立ち合いの厳しさが足りなかった。伯桜鵬に右差しを読まれ、左から押し上げられて一気に走られた。体に重さがない分、馬力のある相手に正面から当たると苦戦する。もっと横からずらして当たるような工夫が必要だった。

 期待の2力士にとっては苦い初日になったが、体つきを見る限り張りもあって状態は悪くなさそうだ。2日目からの奮起に期待したい。(元大関・栃東)

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