【世界陸上】「何でそんなに頑張るの?」母語る小林香菜 早大サークル時代からストイック

[ 2025年9月14日 20:07 ]

<世界陸上東京・初日>女子マラソン、7位入賞を果たし国旗を掲げる小林(撮影・藤山 由理)
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 女子マラソンは初出場の小林香菜(24=大塚製薬)が2時間28分50秒で日本勢トップの7位入賞を果たした。日本勢としては19年ドーハ大会7位の谷本観月以来、3大会ぶりの入賞となった。早大本庄高時代は無名で、早大のサークル「ホノルルマラソン完走会」で走る楽しさを見つけて、マラソンにとりこになった異色のランナー。大学時代はどんな生活を送っていたのか。母・美絵さんが明かした。

 昔から頑張り屋でケガもあったという。「走りすぎちゃいますね。中学の時は走りすぎて疲労骨折をしました…」。早大のサークル時代、ランニングにのめり込んだ3年からはストイック生活そのもの。「朝も走って、夕方も走って、ご飯もつくって、授業も出て、バイトに行って…本当に大変そうでした」と美絵さん。当初は国家公務員志望だったが、進路は揺れていた。「実業団に入ると言っていたけど、練習の場と指導者もいる。その姿を見ていたら、その方がいいのかなと思いました」と振り返った。

 「“なんでそんなに頑張るの?休んだら?”と言っても“やらなきゃ!”と言って。自転車を30分もこいで、和田堀公園に走りに行っていました。部活や実業団なら練習場もあるけど“そこしかないから”と言っていました。「凄く大変そうで、練習する場所が与えられるといいな、と。こんなに好きだったら実業団に入ることを応援してあげてもいいかな、と思うようになりました」と話した。

 大学時代は落合に住んでおり「なので中野の界隈を走っていて、(今回のコースは)詳しいんですね」と言う。朝夕の練習に加え、大学の授業やドラッグストアでのアルバイトもこなした。さらに食生活にも気を配っており「“コンビニのご飯じゃダメなんだよ”と言って、自分で作っていました。私が“面倒くさいなら買っちゃえば?”と言っても“バランスを考えないとダメ”と言われました」。

 実業団2年目で花咲いた小林だが、飛躍する土壌は大学時代に培われたものだった。

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