全国高校相撲宇佐大会 箕島の麻田遥人が通算5個目のタイトル獲得!団体は金沢市工が今季2度目V

[ 2025年9月8日 09:50 ]

全国高校相撲宇佐大会個人戦で優勝した麻田遥人(箕島高相撲部提供)
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 全国高校相撲宇佐大会が7日、大分・宇佐市総合運動公園相撲場で行われた。高校のゼッケンで出場する今季最後の大会に、全国から選抜された42校が参加。昨年は全国高校総体の開催地となった関係でこの大会は実施されず、今回が2年ぶりの開催となった。

 166人が参加した個人戦は、昨年の世界ジュニア選手権重量級優勝の実績を持つ麻田遥人(和歌山・箕島3年)が頂点に立った。四つに組んでの出し投げや寄りなど速い攻めで相手を寄せ付けず、決勝では野口明輝(石川・金沢市立工3年)を右からの下手投げで下した。麻田は今年2月の全国高校選抜弘前大会、3月の全国高校選抜大会に続いて今季3個目、高校通算5個目のタイトル獲得。5月の金沢大会や8月の高校総体ではやや精彩を欠いた印象だったが、圧倒的な強さで復調を示した。今月13日にタイ・バンコクで行われる世界ジュニア選手権にも男子無差別級日本代表として出場予定。連覇を目指す大舞台へ弾みをつけた。

 8月の全国高校十和田大会を制したサンチルガリデ(鳥取城北2年)は4回戦で井口一太(石川・金沢市立工3年)に左四つがっぷりから寄り切られ、ベスト32で敗退。全国高校総体準優勝の実績を持つ地元・大分県宇佐市出身の永松慧悟(埼玉栄2年)は、5回戦(ベスト16)で水島礼煌(富山・高岡向陵3年)に突き落としで敗れた。

 宇佐市出身の雷親方(元小結・垣添)を父に持つ垣添玄空(埼玉栄3年)はベスト8に入った。無差別級の個人戦としては自身初の全国舞台。5回戦では立ち合いの蹴手繰りで全国高校総体8強の川崎永遠(鳥取城北2年)を破るなど、思い切りの良い相撲で勝ち上がった。本格的に競技を始めたのは高校入学後から。同会場で行われた昨年の全国高校総体100キロ級では2回戦敗退に終わっていたが、わずか1年で急成長した姿を父の故郷で見せた。

 3人制の団体戦は、金沢市立工が8月の全国高校十和田大会に続いて優勝した。準決勝では全国高校総体優勝の鳥取城北を、決勝では埼玉栄を撃破。ともに先鋒・大谷夏希が敗れて後がない状況から、個人戦準優勝の中堅・野口明輝、同3位の大将・井口一太が勝って勝負を決めた。金沢市立工の優勝は、村田亮(現幕下・朝志雄)らを擁した2012年以来13年ぶり5度目となった。

 ▽個人戦 準々決勝
俵幸平(鹿児島・樟南3年) 押し出し 水島礼煌(富山・高岡向陵3年)
麻田遥人(和歌山・箕島3年) 押し出し 井上泰我(鳥取城北3年)
野口明輝(石川・金沢市立工3年) 押し出し 垣添玄空(埼玉栄3年)  
井口一太(石川・金沢市立工3年) 寄り切り 井畠悠希(富山・高岡向陵2年)

 ▽準決勝
麻田遥人 寄り倒し 俵幸平
野口明輝 上手出し投げ 井口一太

 ▽決勝
麻田遥人 下手投げ 野口明輝

 ▽団体戦 準々決勝
箕島(和歌山) 2―1 中津東(大分)
埼玉栄 2―1 足立新田(東京)
鳥取城北 3―0 希望が丘(福岡)
金沢市立工(石川) 3―0 文徳(熊本)

 ▽準決勝
埼玉栄 2―1 箕島
金沢市立工 2―1 鳥取城北

 ▽決勝
金沢市立工 2―1 埼玉栄
 大谷夏希 外掛け 末川敦喜○
○野口明輝 押し倒し 永松慧悟 
○井口一太 寄り倒し 垣添玄空 

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