【二所ノ関親方 真眼】器用さゆえの落とし穴 痛恨黒星の高安はいろんな経験を生かすべき時

[ 2025年3月23日 04:15 ]

大相撲春場所14日目 ( 2025年3月22日    エディオンアリーナ大阪 )

<大相撲春場所14日目>高安は寄り切りで美ノ海に敗れガックリと引き揚げる (撮影・奥 調)
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 高安はやるべきことはやったと思いますが、美ノ海の粘りに我慢できませんでした。勝ちたい気持ちは大事ですけど、その思いが強く出過ぎていた印象。美ノ海にうまく取られたこともありますが、最後にはたいてしまった。高安の器用さゆえの落とし穴でした。

 いつもならここからズルズルいってしまうことが多いので、もう一度立て直して、集中して臨んでほしい。35歳になりましたが、強さは衰えていません。彼にとっての正念場。いろんな経験を生かすべき時がやってきました。

 大の里は昨日の負けを引きずらず、しっかりと切り替えていた。大栄翔は合口のいい相手でしたが、かち上げから差しにこだわらず体当たりで畳みかけた。一度は諦めかけていた優勝のチャンスが再び巡ってきたわけですから、千秋楽はやるべきことを出し切ってほしい。4敗の力士にも可能性が残りましたが、いずれにせよ自分の相撲を取り切った力士が賜杯を手にするはずです。 (元横綱・稀勢の里)

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