決定戦で3度目優勝を決めた大の里 花田虎上氏「雑な相撲を取らなければ」次の夏場所で綱獲り期待

[ 2025年3月23日 17:58 ]

大相撲春場所千秋楽 ( 2025年3月23日    エディオンアリーナ大阪 )

<大相撲春場所千秋楽>優勝決定線で高安(右)を送り出した大の里(撮影・井垣 忠夫)
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 大関・大の里(24=二所ノ関部屋)が12勝3敗で並んだ東前頭4枚目の高安(35=田子ノ浦部屋)との決定戦を制し3度目の優勝を決めた。

 決定戦は立ち合いの体当たりから右上手をつかんだ。高安に左差しを許し、下手投げを打たれた。慌てずに体を寄せて右膝を相手の左膝裏にあてがうような格好で投げを防ぎつつ、送り出した。

 ABEMA大相撲中継で解説を務めた元横綱・若乃花の花田虎上氏は「うまい」と、うなった。「大の里は右差しの力士。当たって右で下手を取りにいくんじゃなくて、上手に替えた。器用ですね。上手を取ると、それを引くわけじゃなくて前へ出た。以前は何度も稽古をつけてもらっていたでしょうから。高安の下手投げが来るのも分かっている。膝を使いながら、うまい相撲でした」と指摘した。大の里の師匠、元横綱・稀勢の里の二所ノ関親方は高安の兄弟子。大の里の入門当初から「稽古をつけてほしい」と依頼され、高安は大の里に稽古で胸を出していた。

 また、綱獲りがかかるとみられる次の夏場所(5月11日初日、両国国技館)に向け、花田氏は「雑な相撲を取らないこと。前へ出ることじゃないですか。そうすれば、その座(横綱の地位)は手に入ると思います」と大器の最高位昇進を期待した。

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