吉田優利「やりたいゴルフをイメージ通りできた」9打差の圧勝 Vポイント×SMBCレディース

[ 2025年3月23日 21:02 ]

女子ゴルフツアー Vポイント×SMBCレディース最終日 ( 2025年3月23日    千葉県 紫CCすみれC=6668ヤード、パー72 )

<Vポイントレディース 最終日>優勝しトロフィーを手にする吉田優 (撮影・西川祐介)
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 吉田優利(24=エプソン)が9打差をつけて圧勝した。8打差の首位から出て4バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの71で回り、通算13アンダーに伸ばし、2位以下を突き放した。23年ワールド・サロンパス・カップ以来2年ぶりのツアー通算4勝目。

 18番グリーンでフラワーシャワーを浴びた吉田優はにっこりとほほ笑んだ。国内屈指の難コースでただ一人2桁アンダーに到達し、2位に9打差をつける圧勝。「今までの3勝は勢いとか、怖いものを知らなかったとか、そういうもので優勝できた。今回は自分のやりたいゴルフをイメージできた」と過去3勝とは違う、格別な喜びを噛みしめていた。

 8打差の単独首位で終えた前日のラウンド後、SNSをチェックすると「吉田優利が勝つ」という投稿があふれていた。すぐに消したが頭に残り、この日のスタート前にもプレッシャーを覚え「いつもの緊張とは違う、気持ち悪い感じ」が残っていた。しかし1番と2番でいずれも1メートルにつけて連続バーディーで滑り出し、雑念を振り返った。13番と14番の連続バーディーで逃げ切り態勢を整えると、誰も追って来れなくなった。

 23年の最終予選会を突破し、昨年から米ツアーに主戦場を移した。しかしルーキーイヤーは16試合に出場し予選落ち9回と結果を残せなかった。

 環境に慣れるのに時間がかかった。「日本と違いルーティン通りにいかない。フライトが遅れたり、食べ物も栄養のあるものを取れなかったり」。時差にも苦しんだ。ハワイからフロリダに転戦した際は「時差ぼけがきつくて1日中寝込んで練習できなかった」。それでも徐々に適応し「“なるようになる”と楽観的になった」。

 今大会前にスイングを修正した。「悪い時はインパクトのタイミングが遅い。もう少し早いタイミングで球を捉えてコントロールしたい。今週はそこばっかり意識した」。フェアウエーキープ率83・33%のデータはその効果を示している。

 その武器を携えたまま渡米し、フォード選手権(27日開幕、アリゾナ州)から米ツアーでの戦いを再開する。「シードを取りたいし、ずっと上で戦いたいけど、1試合1試合こなしていく中でなるようになるんじゃないかというのはある」。日本でつかんだ自信を胸に最高峰の舞台に挑む。

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