琴ノ若 初Vへ霧島破った! 横綱・照ノ富士と2敗で首位キープ 大関昇進も見えてきた

[ 2024年1月27日 17:59 ]

霧島(手前)を攻める琴ノ若(撮影・村上 大輔)
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 大相撲初場所は27日、東京・両国国技館で14日目の取組が行われ、関脇・琴ノ若(26=佐渡ケ嶽部屋)は大関・霧島(27=陸奥部屋)を下し2敗をキープ。横綱・照ノ富士(32=伊勢ケ浜部屋)と優勝争いに残った。

 琴ノ若は前日に横綱・照ノ富士に寄り切られ、単独首位から陥落した。「切り替えるしかないです」と言葉少なく悔しさをにじませていた。この日は霧島の攻めに耐え、最後は寄り切り初優勝へ貴重な12勝目を挙げた。

 大関昇進目安の3場所合計33勝に到達するためには、もう一つも落とせないが、踏みとどまった。

 大関・豊昇龍は右膝内側側副靱帯損傷で、この日から休場。場所前、1月9日に行われた稽古総見で右膝を負傷。初日から患部にテーピングを施して出場していた。13日目、大関・霧島との2敗対決に敗れて3敗に後退。逆転優勝を狙って2敗の照ノ富士に挑むはずだった。

 照ノ富士は不戦勝で12勝目。土俵に上がると、観客からどよめきの声が上がった。前日には琴ノ若を下して2敗をキープ。9度目の優勝も視野に入ったが「まだ終わっていない」と慎重に語っていた。

 大の里は佐田の海を切り返しで破り10勝目。阿炎は若元春を引き落としで下した。初日から5連敗も、7連勝で勝ち越しを決めた。

 14日目を終え、2敗は照ノ富士、琴ノ若となった。

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