レスリング五輪代表決定PO 勝利者インタビューの反対側で敗者は嗚咽 控え室なく無残なコントラスト

[ 2024年1月27日 16:02 ]

レスリング パリ五輪女子68キロ級代表決定プレーオフ ( 2024年1月27日    東京・味の素ナショナルトレーニングセンター )

<レスリング女子68キロ級パリ五輪代表決定プレーオフ>敗れた石井亜海(左手前)がマットに顔を伏して嗚咽する反対側で、勝利者インタビューに応じる尾崎野乃香(右奥)
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 女子6階級で唯一五輪代表が決まっていなかった68キロ級のプレーオフが行われ、昨年12月の全日本選手権を制した尾崎野乃香(20=慶大)が、世界選手権5位の石井亜海(21=育英大)を5―4で下し、初の五輪代表に決まった。日本女子はこれで全6階級の代表が出そろった。

 プレーオフは強化拠点の味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)のレスリング場で行われ、試合の模様はYouTubeでライブ配信された。会場への入場を許されたのは協会関係者、両陣営の関係者と、両陣営各20人の応援団、報道陣のみ。試合中は両陣営応援団の声援が会場に響いた。

 第2ピリオド残り10秒で石井が逆転し、尾崎陣営がチャレンジした後には、審判団の対応をめぐり、両陣営が声を荒げて抗議し合う場面も。試合が再開され、残り3秒で逆転した尾崎の勝利が決まると、そろいの蛍光イエローのTシャツを着た勝者の応援団は大歓声を上げ、敗者の応援団は一様に肩を落とした。

 通常の試合とは異なり、会場には選手の控え室やバックヤードがない。試合直後にはマットを降りた石井が嗚咽を漏らす反対側で、尾崎がライブ中継の勝利者インタビューに応じた。勝者と敗者、あまりに無残なコントラストが広がった。

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