シン最強女子伝説だ！レスリング藤波朱理が126連勝でパリ五輪代表に内定

レスリング世界選手権第4日 （ 2023年9月20日    ベオグラード ）

女子53キロ級準決勝　ギリシャ選手（右）を攻める藤波朱理。圧勝しパリ五輪代表に決まった
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　女子53キロ級で21年世界女王の藤波朱理（19＝日体大）が準決勝でギリシャ選手を下し、21日の決勝進出が決定。3位以上も確定し、規定により24年パリ五輪代表に内定した。

　藤波は東京五輪女王の志土地真優らとの代表争いを制し、五輪選考会を兼ねる今大会の代表入り。この日は1回戦から登場すると、準々決勝では世界ランキング1位のエクアドル選手に苦戦。国際大会では19年2月以来の失点を喫し一時は0―5となったが、見事な逆転でフォール勝ち。準決勝では開始わずか43秒でテクニカルスペリオリティー（旧テクニカルフォール）で勝利し、五輪代表に決まった。

　これで中2だった17年9月から続く公式戦連勝記録も126に伸びた。21日の決勝、そしてパリ五輪へ、レスリング日本女子のシン最強伝説が始まった。