貴景勝 粘ってカド番脱出王手!取り直しの末に宇良下す 親友の支えでオンオフ切り替え

[ 2023年9月20日 04:30 ]

大相撲秋場所10日目 ( 2023年9月19日    両国国技館 )

貴景勝(下)と宇良の1度目の取り組みは同体のため取り直しに(撮影・吉田 剛)
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 自身7度目のカド番で臨む大関・貴景勝が宇良を下して7勝目を挙げ、勝ち越しに王手をかけた。一度は相手に軍配が上がった一番は、取り直しの末に勝利。3敗を守って優勝争いにも残った。平幕の1敗対決は、熱海富士が高安を破って単独首位。新大関・豊昇龍は連敗を3で止めて4勝目を挙げた。

 最初の一番、貴景勝は宇良を一気に押し出したかに見えたが、軍配は宇良に上がった。「負けはないかなと思った」。同体の判定となった取り直しの相撲は、立ち合いで相手をよく見て上からはたき込んだ。

 今場所中は毎日、支度部屋に戻るとすぐに付け人2人と反省会を行っている。土俵上の気迫あふれる姿と対照的に、穏やかな表情で会話する相手は幕下・土佐緑と三段目・清乃海で、ともに埼玉栄高相撲部の同期だ。貴景勝の指名で今年の夏場所から付け人を務める清乃海は「小学生の頃からの親友。少しでもサポートできたらうれしい」と話しており、オンとオフの切り替えを大事にする大関の支えになっている。

 「自分の相撲人生は良いことと悪いことが常に隣り合わせ」という在位25場所目の大関。優勝から始まった今年、2度目のカド番を乗り越えるまであと1勝とした。目標はもちろん勝ち越しではない。「優勝か、それ以外しかない」。混戦必至の秋場所、ここから大関の威厳を示す。

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