東京五輪代表の荒井が優勝 疲労骨折の影響で本調子欠くも 世界選手権代表入りは確実に

[ 2023年4月7日 04:50 ]

飛び込み・翼ジャパンカップ第3日 ( 2023年4月6日    東京アクアティクスセンター )

女子高飛び込み・荒井祭里
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 7月の世界選手権(福岡)代表選考会を兼ねて行われ、女子高飛び込みで東京五輪代表の荒井祭里(22=JSS宝塚)が331・70点で優勝。予選との平均得点が参考得点を上回り、代表入りが確実となった。またエントリーが1組で公開競技として行われた女子シンクロ高飛び込みは板橋美波(23=JSS宝塚)荒井組が288・78点を出し、代表入りが確実となった。

 2種目で代表入りを確実にした荒井だが、昨年12月に右すねを疲労骨折した影響で本調子とは言えず、「ちゃんと練習を始めたのは3月初旬から。脚力が落ちていた」と反省。シンクロでも本番前に合わせたのは10本以下だといい、同調性をやや欠き「もっと合わせたらいい点数が出る」と話した。同種目は東京五輪で6位、昨年の世界選手権は4位。板橋は「三度目の正直ではないが、確実にメダルを獲れる演技ができるようにコツコツ頑張りたい」と話した。

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