大関・貴景勝が7日目から休場で綱獲り完全消滅 横綱大関不在は昭和以降初の異常事態

[ 2023年3月18日 09:08 ]

大相撲春場所7日目 ( 2023年3月18日    エディオンアリーナ大阪 )

御嶽海(手前)に押し出されて3敗目を喫する貴景勝(撮影・北條 貴史)
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 日本相撲協会は18日、大関・貴景勝(26=常盤山部屋)が7日目から休場すると発表した。3日目の正代戦で2勝目を挙げた直後に左膝を気にする様子を見せており、翌日からは左膝に頑丈なテーピングを施して出場していた。

 綱獲りに挑む今場所、6日目に御嶽海に敗れて3敗。場所後の横綱昇進は絶望的な状況となっていたが、これで完全に消滅した。

 貴景勝の休場は、昨年の初場所以来通算9度目。今場所は横綱・照ノ富士(31=伊勢ケ浜部屋)が初日から休場しており、1横綱1大関がともに土俵から姿を消すこととなった。横綱と大関の全員不在は、昭和以降初の異常事態となった。

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