東大生・須山が自身初のストレート勝ち越し 見据える先は序二段V「一番一番、その結果全勝できたら」

[ 2023年3月18日 11:48 ]

大相撲春場所7日目 ( 2023年3月18日    エディオンアリーナ大阪 )

<春場所7日目>上手投げで月岡(左)を下す須山(撮影・成瀬 徹)
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 現役東大生の序二段・須山(25=木瀬部屋)が月岡(18=二子山部屋)を上手投げで破って4連勝で勝ち越しを決めた。

 鋭い立ち合いからもろハズで前に出ていき、左四つに組み合うとすかさず右から力強い上手投げを決めた。これで自身初のストレート勝ち越し。「とりあえず一安心というか、よかったなと思いますね」と胸をなで下ろした。

 これで自己最高位の更新は確実。残り3番の成績次第では三段目昇進、さらには全勝も見えてくる。「一番一番やった先にあるかもしれない。ここまでの4番と同じ気持ちで取り続けて、その結果全勝できたらいいなと思っています」。変わらない気持ちで、ここまでの好調を持続させていく。

 場所前に東大の卒業が確定した25歳。東序二段20枚目で勝ち越しを決め、三段目昇進が見えてきた。5年間通った東大を卒業し、4場所務めた序二段からも“卒業”する。

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2023年3月18日のニュース