50歳葛西紀明は108メートルの51位で本戦進めず　「スムーズに踏み切れず」　

葛西紀明

　ノルディックスキーW杯ジャンプ男子札幌大会は20日、北海道札幌市・大倉山ジャンプ競技場で個人第14戦（ヒルサイズ＝HS137メートル）の予選を行い、急きょ参戦した50歳の葛西紀明（土屋ホーム）は108メートルの51位で50位以内の本戦に進めなかった。

　「スムーズに踏み切れず、内容は良くなかった。W杯に出る気持ちの切り替えは大変だった」。当初出場を予定していた渡部陸太（東京美装）が体調不良のため、成績順の繰り上がりで予選に出場。20年2月の札幌大会以来3季ぶりの参戦となった。