ネッツが4連敗 デュラント離脱後は白星なし 渡辺は1得点のみ

[ 2023年1月20日 14:54 ]

ブリッジズとビヨンボをかわしてシュートを試みるネッツのアービング(AP)
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 東地区全体2位から4位に順位を下げたネッツは19日、ロード5連戦の2戦目をフェニックス(アリゾナ州)で迎えたが、112―117(前半51―65)で敗れて27勝17敗。膝を痛めたケビン・デュラント(34)が離脱してからは4連敗となった。

 右ふくらはぎの痛みで17日のスパーズ戦を欠場したカイリー・アービング(30)は39分のプレータイムで27得点、7リバウンド、7アシスト、4スティールをマーク。センターのニック・クラクストン(23)も20得点と11リバウンド、3ブロックショットを稼ぎ、チームは第3Q4分すぎに最大24点差(57―81)をつけられながら第4Q残り8秒に2点差まで迫ったが追撃もここまでだった。

 渡辺雄太(28)は16分出場したものの、得点は第2Qに記録したフリースローによる1点のみ。唯一試みたフィールドゴール(FG)は第2Qの速攻からのレイアップ(失敗)で、3リバウンドを記録したものの、成功率50・6%の3点シュートは2試合連続で1本も打たなかった。

 デビン・ブッカー(26)とクリス・ポール(37)の主力2人を故障で欠いているサンズは連敗を3でくい止めて22勝24敗。ミケル・ブリッジズ(26)が28得点、ディアンドレ・エイトン(24)も24得点と14リバウンドを稼ぎ、昨年12月20以降の15戦では3勝目を挙げた。

 3点シュート成功率部門で1位となっているデイミオン・リー(30)は今季3度目の先発出場。3点シュートを5本中3本決めて16得点を稼ぎ、3点シュートの成功率は48・9%となったが、規定本数に「4」不足しているとはいえ、渡辺(50・6%)はまだリーを上回っている。

 昨季のファイナルの再現となったボストン(マサチューセッツ州)の一戦は東地区全体首位で地元のセルティクスが延長の末に王者ウォリアーズを121―118(前半54―55、延長15―12)で下して8連勝で34勝12敗。ジェイソン・テータム(24)がターンオーバーを7回犯しながらも34得点と19リバウンド、6アシストを稼いでファイナルで2勝4敗で敗れた相手に競り勝った。

 ウォリアーズは地元サンフランシスコ(カリフォルニア州)で行われた12月10日のこのカードでは123―107で勝っていたが敵地では黒星。29得点のステフィン・カリー(34)を含めて4人が20得点以上をマークしたものの競り負けて22勝23敗となった。

 フランスのパリで開催された試合では、ブルズがホーム扱いのピストンズを126―108(前半65―56)で退けて21勝24敗。コートサイド席にはドラフト全体トップでの指名が確実視されているメトロポリタンズ92のビクター・ウェンバンヤマ(19=218センチ)も姿を見せていた。

 <19日の結果>
ブルズ(21勝24敗)126―108*ピストンズ(12勝36敗)
*セルティクス(34勝12敗)121―118(延長)ウォリアーズ(22勝23敗)
*ティンバーウルブス(23勝24敗)128―126ラプターズ(20勝26敗)
*サンズ(22勝24敗)117―112ネッツ(27勝17敗)
76ers(29勝16敗)105―95*トレイルブレイザーズ(21勝24敗)
 *はホームチーム

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