朝乃山が1敗対決を制し12勝1敗で単独首位に。14日目にも十両優勝の可能性

[ 2023年1月20日 16:17 ]

大相撲初場所13日目 ( 2023年1月20日    東京・両国国技館 )

<大相撲初場所・13日目>金峰山(右)を突き落としで下す朝乃山(撮影・藤山 由理)
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 十両の元大関、朝乃山(高砂部屋)が同じく1敗だった金峰山(木瀬部屋)を土俵際の突き落としで破り12勝目を挙げた。

 立ち合いから相手の突き押しを主体とした圧力に受け身に回って土俵際に追い込まれた。だが起死回生の突き落としで相手も前のめりに。物言いがついたが、軍配通り朝乃山が勝利した。

 薄氷の勝利に「(協議の間は)相手の勝ちか、運良ければもう1番かと思っていた。勝ちは勝ちですが、受ける形になって内容には納得していない」と渋い表情。1敗対決を制して単独首位に立ち、きょう14日目に自身が勝って金峰山が敗れれば、初の十両優勝が決まる。「相手のことは考えず。切り替えて残り2日間集中してやりたい」と話した。

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2023年1月20日のニュース