女子のジュニア躍進 ともに14歳の島田麻央&中井亜美が3、4位

[ 2022年12月24日 22:04 ]

<全日本フィギュア女子フリー>左から三原舞依、坂本花織、島田麻央(撮影・長久保 豊)
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 女子では、ジュニアの躍進が目立った。トップ2は世界一を争う同門の坂本花織、三原舞依(ともにシスメックス)が譲らなかったが、3位の島田麻央(木下アカデミー)、4位の中井亜美(MFアカデミー)、5位の千葉百音(東北高)3人はジュニア登録。トップ5のうち3人が名を連ねた。

 14年の樋口新葉以来となる中学2年での表彰台に立った島田は3回転半、4回転トーループで転倒したが、その後は演技をまとめた。

 中井は初めてトリプルアクセル2本の高難度構成で挑み、冒頭の1本目は3回転トーループをつけて両方成功。SP8位から順位を4つ上げた。島田と同年代ながら、4月生まれのため17歳で迎える24年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪に出場可能。成長が期待される逸材だ。

 5位の千葉はSP3位に入り、存在感を見せた。フリーでジャンプ転倒はあったが、上質な演技力で会場を引き込んでいた。

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2022年12月24日のニュース