島田麻央は3位 “真央超え”14歳Vならずも表彰台に

[ 2022年12月24日 21:23 ]

フィギュアスケート全日本選手権第3日 ( 2022年12月24日    大阪・東和薬品ラクタブドーム )

<全日本フィギュア女子フリー>左から三原舞依、坂本花織、島田麻央(撮影・長久保 豊)
Photo By スポニチ

 女子フリーで初出場の14歳、島田麻央(木下アカデミー)が132・51点をマーク。合計を202・79点で3位に入った。

 22日のショートプログラム(SP)は70・28点で4位発進。この日のフリーでは冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)で転倒すると、続く4回転トーループも転倒。大技2本を同一プログラムで決める日本女子初の快挙は逃した。その後はルッツ─トーループの連続3回転を決め、見事に立て直した。

 北京五輪後に変更が決定した年齢制限によって、26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪には出場できない。それでも、8年後の冬季五輪を見据えながら練習を重ね、今季はジュニアGPシリーズで連勝し、ジュニアGPファイナルも制した。

 自身の名前の由来、浅田真央さんに憧れる14歳。優勝していれば、シニア転向前のジュニア年代の選手としては、03年の安藤美姫(16歳)以来19年ぶりで、16歳で全日本を初制覇した浅田真央も年齢で上回るところだったが、快挙ならず。それでも、表彰台に上がりポテンシャルの高さを見せつけた。

続きを表示

この記事のフォト

2022年12月24日のニュース