島田麻央、初の全日本「憧れの舞台を楽しみたい」公式練習で4回転トーループ着氷

＜全日本フィギュア公式練習＞初の全日本となる島田麻央（撮影・長久保　豊）
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　フィギュアスケートの全日本選手権が、22日に大阪府門真市の東和薬品ラクタブドームで開幕する。

　21日に公式練習が行われ、女子で初出場の島田麻央（木下アカデミー）は午後2時30分から調整。曲かけではSP「ライオンキング」を流しながら動きを確認し、冒頭の3回転フリップ、続くダブルアクセル（2回転半）、後半のルッツ―トーループの連続3回転を着氷した。練習時間の後半は4回転トーループを何度も跳び、転倒がありながらも最後に着氷した。

　今季は全日本ジュニアを連覇して全日本切符をゲット。12月に入ってからは、ジュニアGPファイナルも制した。調整期間が短い中で本調子ではないというが、憧れの舞台に立てる喜びは大きい。

　「調子は万全ではないけど、憧れてきた舞台を楽しみたいという思いが強い。順位は気にせず、自分の満足のいく演技をしたい」

　SPはジュニア大会の構成から3回転ループを3回転フリップに変更し、それ以外はフリーも含めて同じプログラムで挑む。女子は22日にSP、24日にフリーを迎える。