メディア賞ベストコメント部門は金田久美子「しゃべるのは苦手なので…」新人賞の川崎春花は和＋洋の着物姿

＜JLPGAアワード2022＞敢闘賞を受賞し笑顔を見せる金田久美子（撮影・西尾　大助）
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　日本女子プロゴルフ協会（JLPGA）の表彰式「JLPGAアワード2022」が21日、都内のホテルで行われ、年間女王の山下美夢有（21＝加賀電子）が（1）メルセデス年間最優秀選手賞（2）賞金ランキング1位（3）平均ストローク1位（4）JLPGA栄誉賞（5）メディア賞ベストショット部門を受賞し、最多の「5冠」に輝いた。

　新人賞にはツアー2勝の川崎春花（19＝村田製作所）。壇上では「来年もまたこの素晴らしいアワードに来れるように頑張りたいです。皆さん、いつも以上にお美しくて緊張しましたが、楽しかったです」。川崎は薔薇（ばら）をモチーフとした着物姿で登場。「和だけではなく、洋も入れたお着物を提供して頂きました。鏡で見てかわいいなと、姿勢を良くしようと思いました」と笑った。

　メディア賞「ベストコメント」部門は樋口久子・三菱電機レディースで11年189日ぶりとなるブランクVを達成した金田久美子（33＝スタンレー電気）が優勝会見で語った「こんな見た目なので全然練習してないんじゃないかと言われるけど、勝っていつか証明したいと思っていた」が受賞。金田は「本当はしゃべるのが苦手なのでこの素晴らしい賞を頂き、びっくりしてます」と笑った。

　今年、印象に残る活躍を見せた「敢闘賞」は金田の他、藤田さいき（37＝チェリーゴルフ）と岩井千怜（20＝Honda）。新記録を樹立した「栄誉賞」は山下の他、西郷真央（21＝島津製作所）、勝みなみ（24＝明治安田生命）。世界を舞台に輝いた「輝き賞」は古江彩佳（22＝富士通）が受賞した。

　「ステップ・アップ・ツアー賞金ランキング1位」は桜井心那（18＝フリー）。社会に認められる活動などが評価された「特別賞」はJLPGAブライトナーの青木瀬令奈（29＝フリー）、大里桃子（24＝伊藤園）、勝みなみ、申ジエ（34＝韓国）、原英莉花（23＝NIPPON　EXPRESSホールディングス）、吉田優利（22＝エプソン）が受賞した。