西村優菜が来季米ツアー参戦を明言「出られる試合に出て頑張ってみよう」

[ 2022年12月21日 16:34 ]

<JLPGAアワード2022>ドレスアップし笑顔を見せる西村優菜(撮影・西尾 大助)
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 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の年間表彰式「JLPGAアワード」が21日、都内のホテルで行われた。今季2勝を挙げてメルセデス・ランキング5位に入った西村優菜(22=スターツ)が会見に出席し、「私の目標だった複数回優勝を達成してここに来られたことは、凄くうれしく思っています。複数回優勝と海外メジャー挑戦という目標を掲げてスタートして、どちらもクリアできたので凄く充実した1年でした」と振り返った。

 今月11日までは、来季の米ツアー出場権をかけて最終予選会を戦った。結果は通算15アンダーで24位。45位以内での出場資格は得たが、20位には届かず出場可能な試合は限定的となる。その上でこの日、「どの試合に出られるのかというのは確定していないけれど、自分の中のプランとしては、リシャッフルまでは向こうで出られる試合は出て、頑張ってみようかなっていう風に思っています」と明言した。

 悩んだ末での決断だった。最終予選会直後は、来季の主戦場について「今は考えられない」と話すにとどめていた。22歳は「何も考えられない期間があったんですけど、でも、海外メジャー優勝という目標を考えた時に何が1番成長できるかなって思って。自分なりに考えた結果、とにかく向こうで経験してみたい、向こうで強くなってみたい、向こうで1年間戦いたいって」と胸の内を明かした。

 新たな一歩を踏み出す23年。「少ない限られた試合数ですけど、リシャッフルにしっかり引っかかって1年間を通して戦いたい。あとは自分の将来的な目標の海外メジャーで優勝したいというところに、一つでも一歩でも近づけるように。いい年にしたいなと思います」と力強く言った。

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