44歳の谷原秀人が史上6人目の大会連覇、4打差逆転でツアー通算17勝目

[ 2022年12月4日 14:45 ]

男子ゴルフツアー 日本シリーズJTカップ最終日 ( 2022年12月4日    東京都 東京よみうりCC=7023ヤード、パー70 )

<日本シリーズJTカップ・最終日>18番、パーパットを決めガッツポーズの谷原(撮影・西尾 大助)
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 今季最終戦の最終ラウンドが行われ、4打差5位から出た谷原秀人(44=国際スポーツ振興協会)が5バーディー、ボギーなしの65をマークし、通算12アンダーで逆転して昨年大会以来となるツアー通算17勝目を手にした。史上6人目の大会連覇となった。

 初日は6バーディー、2ボギーの66をマークし、首位に1打差の4位タイと好スタート。2日目は1イーグル、2バーディー、1ボギーの67と順調にスコアを伸ばした。3日目は3バーディー、3ボギーの70と苦戦したものの、首位と4打差の5位タイで最終日を迎えた。

 ベテランの技が随所に光るプレーでの鮮やかな逆転優勝だった。谷原は前半のアウトを3バーディー、ボギーなしの32でターン。後半も14番、17番で着実にバーディーを重ねて、大会連覇となるツアー通算17勝目を挙げた。

 通算11アンダーの1打差2位には出水田大二郎(29=TOSS)、岩田寛(41=フリー)、C・キム(32=米国)の3選手。2打差の5位に石川遼(31=CASIO)と小平智(33=Admiral)が続いた。前週、初の賞金王戴冠を決めた比嘉一貴(27=フリー)は70で回り、通算2アンダーの20位だった。

 ≪大会連覇は過去5人達成≫大会連覇は2度マークしている尾崎将司を含め、過去5人が達成している。なお、連続優勝は2010~12年の藤田寛之の3連覇が最高。

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