大阪エヴェッサ 首位の広島撃破 フィッシャーHC「アメイジング」 木下は「ブラボー」

[ 2022年12月4日 18:14 ]

Bリーグ 2022―23シーズン B1第9節第2試合   大阪エヴェッサ80―75広島ドラゴンフライズ ( 2022年12月4日    おおきにアリーナ舞洲 )

マン・オブ・ザ・ゲームに選出されブースターの声援に応える木下
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 大阪エヴェッサが西地区首位の広島との激戦を制した。

 「アメイジング(驚き)だ。選手に本当に感謝してます。サイコーでーす」

 試合後のマティアス・フィッシャーHC(51)は、アリーナで興奮気味にまくしたてた。

 地区1位相手といえど、ホームでの連敗は避けたい試合だった。その思いが選手から伝わってきたのは開始直後からだった。シーソーゲームの展開となりながらも大阪が試合時間のほとんどを得点リード状態で進めていった。

 マン・オブ・ザ・ゲームに選出されたのは木下誠(25)。5本の3ポイントシュートを決め、広島に流れを渡さなかった。17得点は今季最多。「最初の3ポイントが決まった時に感覚がよかったので、きょうはどんどんシュートを打っていこうとは思った」と試合を振り返っていた。

 試合直後のコート上でのインタビューでは、締めの言葉に「ブラボー」と叫び、W杯予選リーグで2度も激勝したサッカー日本代表・長友佑都の言葉を引用して喜びを表した。

 フィッシャーHCは「個人名を挙げて選手をほめることはあまりないが、きょうはマコ(木下)サンに本当に感謝したい。今までのPG(ポイントガード)からSG(シューティングガード)へのポジション変更がうまくいった」と賛辞を送った。

 木下自身も「(PGで)チームをまとめるようりも指示されたことをちゃんと仕事する方が合っている。肩の荷が下りました」と話し、ノビノビとプレーできたことを勝因のひとつに挙げた。

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2022年12月4日のニュース