初Vの阿炎 うどんで体重維持 毎朝2玉ルーティン 活躍に「相当影響している」

[ 2022年12月4日 04:48 ]

阿炎
Photo By スポニチ

 大相撲の冬巡業が3日、長崎市で始まり、九州場所で初優勝し大勢のファンから祝福を受けた平幕の阿炎(28=錣山部屋)は「そういう声をいただけるのはありがたい。来場所につながっていくと思う」と感謝の思いを口にした。

 稽古後のトークショーでは毎朝うどんを2玉食べることをルーティンにしていることを明かした。場所中に体重が減ることを避けるためで「自分で考え、米でもラーメンでもなく、うどんということになった。場所中に(体重が)落ちなくなったし、相当(活躍に)影響していると思います」と活躍の一因に挙げた。場所中は不整脈などで入院していた師匠の錣山親方(元関脇・寺尾)にも電話で報告。「凄く喜んでくれました。もう退院しました」と表情を和ませていた。

 ≪来場所飛躍へ…平戸海「三賞」≫長崎県平戸市出身の平幕・平戸海は平幕・錦富士、熱海富士らと7番取った。稽古時間が少ない中でも積極的に土俵に上がり、ぶつかり稽古では大関・正代に胸を出してもらった。九州場所は10勝を挙げ、来年の飛躍が期待される叩き上げのホープ。実家から駆けつけた母・坂口美香さんら、地元の大きな声援に「ありがたい。来場所は三賞を目指して頑張りたい」と張り切っていた。

続きを表示

この記事のフォト

2022年12月4日のニュース