西村優菜 パット好調4バーディー「自信を持って打てた」 53位浮上もショットは試行錯誤

[ 2022年12月4日 04:43 ]

西村優菜
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 米女子ゴルフツアーの来季出場資格を争う最終予選会は2日、アラバマ州マグノリアグローブの2コースで第2ラウンドが行われ、61位から出た西村優菜(22=スターツ)は4バーディー、2ボギーと2つスコアを伸ばし、通算1アンダーの53位に浮上した。勝みなみ(24=明治安田生命)も1つ伸ばして通算1アンダーの53位、識西諭里(25=トライズ商事)は1つ落として通算イーブンパー61位に後退した。

 パー5で確実にバーディーを重ねた。距離も芝も長く、ランが出ないフェアウエー。西村は「パー4では一回もアイアンが握れなくて精神的にもきつい」と苦笑する。それでも粘り強くチャンスを待ち、勝負どころでショット力がさえた。パー5で3つ、パー4で1つのバーディーを奪い、スコアを2つ伸ばして順位を上げた。

 最終予選会は計8ラウンドの長丁場。45位以内が来季出場資格を得る。ショートパットは「自信を持って打てた」と話す一方、ショットは試行錯誤が続く。「体を閉じることだけを意識してやりました。ドライバーはいい当たりがありましたが、セカンドショットは右にも左にも出ていたので調整が必要」とラウンド後は早速、練習場に向かった。

 ≪みなみも続いた53位≫ 勝はショットが安定してきた後半にらしさを見せた。前半は1つスコアを落として折り返す。「ちょっと考え過ぎている部分があった。自分の打ちやすい打ち方で振った方がいいと、思い切り振るようにしました。後半はいいリズムで回れました」と笑顔を見せた。気温の上昇とともにショットは切れ味が増し、後半は3つのバーディーを奪い、アンダーパーのラウンドとなった。

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2022年12月4日のニュース