東京五輪金メダルのウルフがまさかの初戦敗退 東京五輪以来の国際大会で試練 柔道GS東京大会

[ 2022年12月4日 13:05 ]

柔道グランドスラム東京大会最終日 ( 2022年12月4日    東京体育館 )

<柔道男子100kg級予選>予選で敗れて厳しい表情のウルフ・アロン (撮影・白鳥 佳樹)
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 男子100キロ級で東京五輪金メダルのウルフ・アロン(了徳寺大職)が、初戦の2回戦でイタリア選手に敗れる波乱があった。

 10月の講道館杯で東京五輪以来、1年3カ月ぶりの復帰を果たしたウルフは、同大会で3位に入り、今大会の出場権を獲得。国際大会は五輪以来となったが、組み際に技を掛けられるなど自分の形に持ち込めず、わずか2分48分で指導3により反則負けとなった。

 試合後、表情をなくして取材に応じたウルフは、「パリ五輪だと言っている場合じゃない。柔道に対してもう少しひたむきに取り組む必要がある」と猛省。来年5月の世界選手権(ドーハ)代表争いでも窮地に追い込まれたが、「落ち込んでも仕方ない」と自身を奮い立たせていた。

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2022年12月4日のニュース