【陸上】5000m・田中希実、日本人トップも参加標準突破2秒足りず「15分は切れたので最低限」

[ 2022年10月1日 19:43 ]

陸上・アスレチックスチャレンジ杯 ( 2022年10月1日    新潟・デンカビッグスワンスタジアム )

田中希実
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 タイムレース決勝の女子5000メートルでは、1500メートル東京五輪8位の田中希実(豊田自動織機)が14分59秒95で日本人トップの2位に入った。残り1500メートル付近で先頭に立ち、ラスト1周で抜かれた。

 来夏の世界選手権参加標準記録(14分57秒00)突破はならず「参加標準を意識していたが、3000メートル過ぎたところから余裕がなかった。15分は切れたので、最低限のところと思った」と話した。

 今年中の参加標準切りにはこだわりはなく、「来シーズンは、800、1500メートルによりこだわりたい。凄く落胆しているというより、突破をこだわった時に限って切れないというのがあるなと。狙ってない時にタイムついてくるとを信じたい」とした。

 先週の全日本実業団選手権では14分58秒60の自己ベストを出し、2週連続の15分切り。「最低限の力がついている確認はできた」と前向きに捉え、2日に走る1500メートルに向けて「最後まで出し切れたというレースにしたい」と意気込んだ。

 日本記録保持者で同参加標準記録突破を狙った広中璃梨佳(日本郵政グループ)は3000メートル以降に失速し、15分20秒92で日本人2番目の4位。「夏の疲れが出てしまった。悔しい結果になってしまったが、挑戦する気持ちで臨めて良かった」と話した。

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2022年10月1日のニュース