アメフト立命大 原点回帰のラン331ヤード 平松&山崎の3TD競演で開幕3連勝

[ 2022年10月1日 19:11 ]

関西学生アメリカンフットボール1部リーグ   立命大58―21神戸大 ( 2022年10月1日    MKフィールドエキスポ )

立命大の藤田直孝監督(写真は今年3月撮影)
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 地上戦を完全制圧し、立命大が開幕3連勝とした。口火を切ったのは、RB山崎大央(2年)の独走だった。第1Q4分20秒に42ヤードの先制TDラン。オフェンスに勢いをつければ、9分59秒には、RB平松的(4年)が4ヤードTDランで続く。平松が決めれば、山崎が返し、再び平松がエンドゾーンへ到達すれば、山崎が雄叫びを上げるラッシュ。鮮やかな3TD競演で、ラン獲得ヤードは331に達した。

 「きょうはランで(TDを)取る気満々だった。これまで何となく立命がパスに頼るチームになっていたので、絶対にやってやろう、と。これで自信がつきました」

 山崎が力強く胸を張る。ランプレーに欠かせないOLの頑張りも忘れてはいけない。平松が「前半は100点」と評したように、最前列が奮闘し、バックスは楽々とプレーを遂行。開幕戦(9月1日)で京大に苦しんだ立命大が本来の強さを取り戻しつつある。

 「次は本当に強い相手をできる。自分たちがどれだけやれるか」

 気合いを入れ直した平松の目は、4週間の間隔が空く関大戦(30日)に向く。3年ぶりに復活した通常開催で、いよいよ上位陣のサバイバルがスタート。本当に負けられない戦いが始まる。

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2022年10月1日のニュース