本田真凜 今季初実戦「緊張していて、慎重」も充実の7位発進 宇野との交際公表後初演技

[ 2022年10月1日 04:08 ]

フィギュアスケート東京選手権第1日 ( 2022年9月30日    東京都西東京市・ダイドードリンコアイスアリーナ )

演技する本田真凜(撮影・長久保 豊)
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 女子ショートプログラム(SP)が行われ、16年世界ジュニア選手権女王の本田真凜(21=JAL)が50・53点で7位発進し、2日のフリーに進んだ。江川マリア(18=明大)が64・36点で首位。男子は島田高志郎(21=木下グループ)が89・90点でトップに立った。

 今季初戦に挑んだ本田真は、充実の表情だった。黒い衣装で「アサシンズ・タンゴ」を演じ、冒頭の3回転サルコーの着氷が乱れたが、3回転フリップからの連続ジャンプ、2回転半を降りた。「久しぶりの試合で緊張していて、慎重だった」と振り返りつつ、「練習でもここ2、3年では一番良くできている。フリーでもミスのない演技をしたい」と前向きに語った。

 9月中旬に世界選手権王者の宇野昌磨(トヨタ自動車)との交際を公表。それ以来初となる演技で注目を集めていた。宇野との交際について問われると「自分たちからお話しするまでそっと見守っていてくださってありがとうございますと言いたいです」と笑みを浮かべた。

 ≪妹・望結はフリー進めず≫女優業と両立している本田望結(プリンスホテル)は30・96点の35位でフリーに進めなかった。姉・真凜との姉妹での全日本選手権出場の夢はついえた。仕事が多忙だが、1週間ほど真凜と調整。「8カ月ぶりの試合。練習を含めて久々にお姉ちゃんと滑り、生活することができた。一緒に過ごせた時間が楽しかった」と涙を見せ「(こういう言い方だと)やめるみたい。やめない、やめない、やめない!まだ続ける」と笑顔をつくった。

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2022年10月1日のニュース