史上7人目のアマチュアV目指す岡田晃平 闘病中の大おじのために奮闘!3アンダー、9位でホールアウト

[ 2022年9月29日 14:56 ]

<バンテリン東海C・第1日>7番、アプローチを放つ岡田晃平(撮影・井垣 忠夫)
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 男子ゴルフのバンテリン東海クラシック(賞金総額1億1000万円、優勝賞金2200万円)は29日、愛知県みよし市の三好CC西C(7300ヤード、パー71)で開幕し、第1ラウンドを行っている。

週のパナソニック・オープンを制した蝉川泰果(21=東北福祉大4年)に続くツアー史上7人目のアマチュア優勝を目指す岡田晃平(20=東北福祉大3年)は4バーディー、1ボギーの68で回り、3アンダーの9位グループでホールアウトした。

 「ショットが良かった分、パッティングが少しかみ合わなくて短いパットを外してしまったんですけど、ボギー1個で終われたのは良かったと思います」

 序盤の11、12番で3メートルのバーディーパットを沈める快調な滑り出しを見せたが、14番から2メートル以内のバーディーパットを3ホール連続で外し足踏み。試合の流れも悪くなったが、後半に入ると、ゴルフを立て直し、2、4番でバーディーを奪って一時、首位に並ぶシーンもあった。

 大学の1年先輩でナショナルチームの同僚でもある蝉川のように強振するタイプではない。同じ東北福祉大出身の大先輩、宮里優作のようなスインガーだが、それでいて飛距離は蝉川をしのぐ。この日の15番パー5(570ヤード)の第1打は約330ヤード。残り230ヤードの第2打には5Iを選択。グリーンには8ヤード届かなかったが、8月の世界アマチュアチーム選手権で「やれると思いました」という世界基準の飛距離は大きな武器だ。

 ゴルフを始めた9歳の頃から物心両面で支えてくれた闘病中の大おじが大会直前に手術を受けた。「ネットで自分の成績を見てくれてると思うので」。恩返しと励ましの気持ちを心に残り3日間も優勝を目指して戦うという。

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2022年9月29日のニュース