桐生祥秀、潰瘍性大腸炎を公表 休養理由は「プレッシャーと病気」だった…10月から活動再開へ

[ 2022年9月29日 19:37 ]

陸上・桐生祥秀
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 陸上男子100メートルの元日本記録保持者で16年リオデジャネイロ五輪400メートルリレー銀メダリストの桐生祥秀(26=日本生命)が29日、自身のYouTubeチャンネルで、10月から活動を再開すると発表した。

 桐生は今年6月、自身のツイッターで今季の休養を発表。「陸上人生でこれから何がやりたいのか しっかりと考える時間をつくることにしました 試合で走りたい!陸上やりたいと思うまで少しお休みします」とつづり、「今シーズンは試合には出場しません。練習もまたどこかのタイミングでやり始めます」と明かしていた。

 この日、自身のツイッターやYouTubeで「休養をいただいてから数ヶ月がたち、また10月から活動を再開していきます」と発表。休養の理由については「9秒台のプレッシャーと病気」と明かし、大学2年の時に国指定の難病「潰瘍性大腸炎」と診断されていたことを告白。当時は「俺の陸上人生終わるのかな、引退なんだろうな」と思っていたという。病気を抱えつつ競技を続けていたが、2016年リオデジャネイロ五輪の時が一番症状が重かったそうで、「このまま走っていいのか」と思ったこともあったと明かした。

 今後は6月の発表通り「試合は今シーズン出ない」としつつも、陸上教室などの活動は再開するという。

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2022年9月29日のニュース