ラグビー日本代表の新スローガン「OUR　TEAM」　稲垣啓太が力説「新しい文化を取り入れていく」

＜ラグビー日本代表候補・別府合宿＞実戦形式の練習で軽快な動きを見せる稲垣
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　ラグビー日本代表候補は13日、大分・別府合宿の第2クールをスタートさせた。第1クールでは特別班としてボールを一切使用せず調整していたプロップ稲垣啓太（32＝埼玉）が、この日から実戦形式に参加。練習後には取材に応じ、新たなスローガンの意味を明かした。

　“笑わない男”が、グラウンドに戻ってきた。第1クールでは特別班として屋内で柔術や有酸素運動で調整してきた稲垣。この日はタックルやボール争奪戦で軽快な動きを見せ「入りとしては（状態が）良い」と好調ぶりをアピールした。

　今夏から日本代表は新たなスローガンを掲げている。「OUR　TEAM」。19年W杯日本大会で話題となった「ONE　TEAM」（ワンチーム）とともに、今季から日本代表が大切にしている言葉だという。“私たちのチーム”との意味から「さらに独自のチームをつくりあげていくという意味も強い。ONE　TEAMのカルチャーのままでは駄目。新しい文化を取り入れて、自分たちのチームをつくりあげていく。言葉にするのは簡単。言葉だけで終わったら意味がない」。稲垣は自らに言い聞かせるように、一つ一つの言葉に力を込めた。