ボストンマラソンがノンバイナリー枠を創設 男女以外の第3の枠 主要レースでは初めてのケース

[ 2022年9月13日 08:05 ]

今年4月のボストンマラソンに出場したランナー(AP)
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 来年4月17日に127回目のレースを迎えるボストン・マラソンが、自分の性認識に男女どちらの枠組みにも当てはまらない、もしくは当てはめたくないという考え方を持つノンバイナリー(NONBINARY)部門を新たに創設する手続きに入っていることが明らかになった。

 AP通信が12日に報じているもので、現在参加基準などについての詳細を煮詰めているところ。確定すれば世界の主要レースでは初めてのケースとなる。

 予想される参加者は約3万人。AP通信によれば、レースを主催しているボストン陸上協会では管轄しているハーフマラソンなどの他のレースでも、オンラインでの申し込みの際にはノンバイナリー部門を設けるとしている。

 なお昨年にペンシルベニアで開催されたロードレース(ペンシルベニア・ディスタンス・ラン)ではすでに同部門が設けられいる。

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2022年9月13日のニュース