ブロンコスのQBウィルソンが古巣シーホークスと対戦　1TDをマークするも1点差で敗戦

ブロンコスで初戦を迎えたQBラッセル・ウィルソン（AP）
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　今年3月にシーホークスからブロンコスにトレードされていたQBラッセル・ウィルソン（33）が12日、ワシントン州シアトルで開幕週のマンデーナイト・ゲームに臨んだが、10シーズン在籍した古巣に16―17（前半13―17）で敗れ、新天地初戦を白星で飾ることはできなかった。

　シーホークスの本拠地「ルーメン・スタジアム」のあるシアトルは過去10シーズンにわたってホームだったものの、この日は敵地。シーホークスを2度スーパーボウル（2014、15年）に導いているウィルソンは42回中29回のパス成功で340ヤードをマークしたものの、TDパスは第2QにWRジェリー・ジューディー（23）に通した67ヤードの1つだけに終わった。

　ブロンコスは第3Q、敵陣ゴールラインまで2度（9ヤード＆4ヤード地点）迫りながら、ここからのランプレーでメルビン・ゴードン3世（29）とジャボンテ・ウィリアムス（22）の両RBがいずれもファンブル。勝機がありながらこれをミスで逃し、最後はブランドン・マクマナス（31）が狙った64ヤードのFGが外れて1点差で敗れ去った。

　シーホークスは開幕戦では4年連続の白星。過去2シーズン、ウィルソンの控えだったQBジーノ・スミス（31）は前半で18回中17回のパスを成功させて2TD。後半はブロンコス守備陣の圧力で無得点に終わったが、この日のパス成功率（82・1％＝28回中23回）は、自身のNFL通算成功率（58・8％）を大きく上回った。

　　＜開幕週の結果＞
　▼8日
ビルズ31―10＊ラムズ
　▼11日
ジャイアンツ21―20＊タイタンズ
＊バイキングス23―7パッカーズ
チーフス44―21＊カージナルス
セインツ27―26＊ファルコンズ
＊ベアーズ19―10　49ers
スティーラーズ23―20（延長）＊ベンガルズ
イーグルス38―35＊ライオンズ
＊ドルフィンズ20―7ペイトリオッツ
レイブンズ24―9＊ジェッツ
＊コマンダーズ26―24ジャガーズ
ブラウンズ26―24＊パンサーズ
＊テキサンズ20―20（延長）コルツ
＊チャージャーズ24―19レイダース
バッカニアーズ19―3＊カウボーイズ
　▼12日
＊シーホークス17―16ブロンコス
　＊はホームチーム