大関・御嶽海 3連勝ならず…秋場所も“波乱”3日目までに三役以上の全勝力士消滅

[ 2022年9月13日 17:50 ]

大相撲秋場所3日目 ( 2022年9月13日    両国国技館 )

<大相撲9月場所3日目>押し出しで明生(手前)に敗れた御嶽海(撮影・西海健太郎)
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 大相撲秋場所は13日、東京・両国国技館で3日目の取組が行われ、横綱・照ノ富士(30=伊勢ケ浜部屋)が東前頭2枚目・琴ノ若(24=佐渡ヶ嶽部屋)を下し2勝目。三役で唯一の連勝発進となった西大関・御嶽海(29=出羽海部屋)は西前頭2枚目・明生(27=立浪部屋)に敗れ初黒星。3日目にして三役以上の全勝力士がいなくなった。

 コロナ休場明けでカド番継続となった大関・御嶽海は明生に押し出しで敗れ、3日目にして初黒星。2日目に土がついた横綱・照ノ富士は琴ノ若を押し出しで下し、連敗を回避した。

 その照ノ富士から2日目に金星を奪った平幕の翔猿は、大関・貴景勝に突き出し敗れ2敗目。貴景勝は2勝1敗とした。大関・正代は初日から2連敗の平幕・翠富士に寄り切りで敗れ、1勝2敗と黒星先行。

 先場所初優勝の新小結・逸ノ城は新関脇・豊昇龍に外掛けで敗れ2連敗(1勝)。勝った豊昇龍は2勝1敗とした。関脇・若隆景は小結・霧馬山に寄り切りで敗れ、三役唯一の3連敗を喫した。

 平幕勢では平戸海、王鵬、隆の勝、北勝富士、若元春、玉鷲の6人が無傷の3連勝。2日までに三役以上の力士に土がついた7月の名古屋場所に続き、今場所も上位勢が序盤でつまずく“波乱”の展開となった。

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