19歳“ネクスト・ナダル”アルカラスが全米OP初優勝 10代Vはサンプラス以来2人目

[ 2022年9月13日 04:20 ]

テニス 全米オープン最終日 男子シングルス決勝   〇アルカラス 6-4、2-6、7-6、6-3 ルード● ( 2022年9月11日    米ニューヨーク ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター )

男子シングルス決勝でルードを破り、四大大会初制覇を果たしたアルカラス
Photo By 共同

 男子シングルス決勝はカルロス・アルカラス(19=スペイン)がカスパー・ルード(23=ノルウェー)を破り、4大大会初制覇を果たした。

 男子シングルスで初めて4大大会の決勝に進出したアルカラスが頂点に立った。10代での全米同種目優勝は68年のオープン化以降、90年のピート・サンプラス(米国)以来2人目の快挙。12日付世界ランキングでは10代では初の1位となった。「テニスを始めたときから夢見ていたが、19歳で成し遂げられるとは思っていなかった」と感慨深げだった。

 サービスエース14本、ウイナーは55本と持ち前の強打でねじ伏せた。4大大会に初出場した昨年2月の全豪オープンで、2回戦敗退。そこから2年足らずで急成長した。今大会は早期敗退した同じスペイン出身のナダルの後継者との期待にも応え「何週間、何年間もトップでいたい」と視線を上げた。

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