朝乃山 昨年学生横綱・川副を圧倒、元大関の攻めに脱帽「オーラ、圧みたいなものがあった」

[ 2022年9月13日 04:10 ]

大相撲秋場所2日目 ( 2022年9月12日    両国国技館 )

川副(左)を寄り倒しで下す朝乃山(撮影・久冨木 修)
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 幕下注目の一番は、元大関の朝乃山(28=高砂部屋)が昨年の学生横綱で幕下15枚目格付け出しの川副(23=宮城野部屋)を退けた。得意の右四つに組み止めて一気に前に出ると、最後は土俵際で粘る相手を寄り倒し。前日に川副の大学時代の映像を見て研究したという朝乃山は「うっちゃりを警戒しながら腰を割って寄れた」と実力の違いを示した。

 一方、デビュー戦の川副は「右の腕を返された。うまかったですね」と脱帽。学生時代に取り慣れている国技館だが、感覚はいつもと違い「土俵ってこんなに狭いんだなと思った。たぶん朝乃山さんのオーラというか圧みたいなものがあったんだと思う」と元大関の存在感に圧倒されていた。

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