メジャー2連勝目指す山下美夢有「80点くらい」首位に1打差2位の好発進

[ 2022年9月8日 17:42 ]

<日本女子プロ第1日>12番、サードショットを放つ山下美夢有(撮影・井垣 忠夫)
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 女子ゴルフの今季メジャー第2戦、日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯(賞金総額2億円、優勝賞金3600万円)は8日、京都府城陽市の城陽CC(6555ヤード、パー72)で開幕し、第1ラウンドを行った。

 5月のワールド・レディースに続くメジャー2連勝を目指す山下美夢有(21=加賀電子)は6バーディー、ノーボギーの66で回り、首位に1打差の6アンダーの2位の好スタートを切った。

 「80点くらいですかね」

 この日は上田桃子(36=ZOZO)、稲見萌寧(23=Rakuten)と同組でラウンド。賞金女王経験者2人の淡々としたプレーリズムに合わせるように黙々とプレーし、前半の12番で6メートル、13番で4メートル、16番ではグリーン右奥のエッジから4メートルのバーディーパットを沈めた。

 プロ2年目の昨年はシーズン後半戦に入ってスタミナ切れ。体重は3~4キロ減り、それに伴って飛距離も10ヤード減。崩れてしまったスイングを修正できないままシーズンを終えた。今季は一日3食にラウンド中の補食を加えてベスト体重を維持。英国遠征を挟んだ8月以降もトップ10を外すことなく高いレベルで好調を持続している。

 「体力面とか去年とは違うなと思います。このコースはすごいアップダウンがあってギャラリーのみなさんもキツくて大変かなと思います。私も頑張らないと」

 試合会場は出身地の大阪府寝屋川市から車で約40分。家族や友人の声援を背に2020年原英莉花(日本女子オープン、LPGAツアー選手権リコーカップ)以来、14人目のメジャー連勝を目指す。

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