WNBAのMVPはエーシズのウィルソン 複数回受賞は7人目 最優秀守備選手とのダブル受賞は5人目

[ 2022年9月8日 08:36 ]

WNBAのMVPに選出されたエーシズのエイジャ・ウィルソン(AP)
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 米女子プロバスケットボール・リーグ、WNBAの今季MVPにリーグ最高勝率を挙げたラスベガス・エーシズ(26勝10敗)のフォワードで、21年東京五輪決勝で日本を下して優勝した米国代表のエイジャ・ウィルソン(26=193センチ、88キロ)が選出された。

 同選手の受賞は2年ぶり2度目。WNBAでMVPを複数回受賞したのは史上7人目となった。

 ウィルソンは今季全36試合にフル出場してリーグ5位の19・5得点と2位の9・4リバウンドをマーク。1位~5位の5人連記の投票(1位10点、2位7点、3位5点、4位3点、5位1点)では56人中、1位票を31人から集めてMVPに選出された。

 ブロックショット部門1位(1・9回)のウィルソンはすでに最優秀ディフェンス賞も受賞しており、同一シーズンでの2冠達成は史上5人目。エーシズは現在、プレーオフを勝ち抜いてファイナル進出を決めている。

 次点はエーシズにプレーオフ準決勝で1勝3敗で敗れたシアトル・ストームのフォワードで、ウィルソンとともに東京五輪で金メダルを獲得しているブレアナ・スチュワート(28=193センチ、77キロ)。同選手は今季リーグトップの21・8得点をマークしており、1位票を23票集めた。投票による合計ポイントの差は32点。東京五輪の米国代表同士がプレーオフだけでなく、MVP選考でも競り合う結果となった。

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